ほのぼの童話集
- 涙の宝石箱
- バス停前のニ毛猫ニッキー
- 蜂タローと大先生
- モモちゃんと不思議な「虹の花」
- リズの黄金の栗の実
- ミューの秋のお部屋
- 森のいねむりレッスン
- 渋柿とカラスの小さな戦
- ネモフィラの青い瞳
以上9話
(短・中編ミックス)
「お花のささやき」花の童話集
- 猫に恋した紅アザミ
- 花びらの冬日誌(リライト版)
- 夕立に流れる うす紅色の命
- 月見草・海の恋歌
- ミス・コスモス揺らぎ大会
- 紫陽花のひとり言
- 天国めざす落ち葉のかけっこ
以上6話
(短・長編ミックス)
チャッピーの散歩道シリーズ
- 「馬鹿が治って長寿を記録した男」
- 「少女の友、柳のフレック」
- 「由緒ある梅言葉の事件」
- 「湖の管理人ケヤキ仙人」
以上4話 (中・長編ミックス)
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生き方を共に考える童話 ポピーの童話は、主に人生の教訓ではないか、と感じておられる読者様が多いようです。筆者自身は、それを意識してはおらず、ただ無垢な気持ちで大好きな自然、緑の木や花の気持ちとメッセージを伝えたつもりです。 ところが、短い童話が完成し読み返すと・・・そこには何らかの教訓が現われてきてしまいます。しかし、やはり目にした自然の光景が自分へ語りかけてくれたものと感謝して童話にしただけです。以下などです。
- 過干渉は悲劇を招くことを、命をかけて伝えてくれた雌鶏サキ
- 自意識過剰だけど立ち直りの早い渋柿坊やは、気落ちした時の励み
- 田んぼの稲穂が八十八夜にわたって教えてくれた謙遜と円熟の関係
- 森から現われた一匹のリスが教えてくれた怠惰な思考が生む失敗
- 蜂のタローの高慢さを見破った大先生の経験深さと洞察力
- ひもじくとも義の道を貫くことを雪の日に教えてくれたカラス
- 他の者の成功を共感できる優しい想いを放つ土手のコスモスの花
- 無心がどれほど平安かを教えてくれたピーターラビットのミュー
- 傍からは、怠け者に見える二毛猫ニッキーの内心の事情
他などです。 童話としては少し長編に属すかも知れませんが、以下も同様です。
- 自己犠牲の愛の本質についてヒントを伝えてくれた花びら日誌
- 庭で死の直前だった赤とんぼトムが教える憐れみの貴い価値
- 大好きなアネモネの悩みも知ったお蔭で書けた原っぱの童話
- 何百年も生きているケヤキが少年の人生を変えていく童話
どうか、心で・・・コットンのように素直な自然の感触を楽しんでくだされば嬉しいです。
ロマンスもある童話
筆者ポピーが、ファンタジーの国に踏み入ってしまうと・・・そこは草花のロマンスだったりもします。現実に目で見えている風景と現存する生命にあやかって書いています。そんな、可愛い花々などの切ない想いも充分に伝えきれないのですが、自分なりの感性でエッセイ風の童話に綴ってみました。以下などです。
- 庭へ出入りするようになった野良猫に恋してしまう紅色のアザミの感情
- サーファーを待ち焦がれる海岸で見つけた月見草の可憐で美しい悲恋
青春のただ中にいる人々へ、既に青さを卒業して美しく熟した人々へも・・・シルクのような肌触りを心に感じて味わってください。 清々しく、爽やかになっていただければと願って止みません。
花からのメッセージ的童話
花を時間をかけて眺めていると、そこから花自身のお話が聞こえてきます・・・そんな気がしませんか。それで生まれた優しい童話です。
- バラは美しさゆえに裏切りと辛い目に遭います。なぜかしら?
- チューリップは皆で仲良し。色の違いで区別しないでと願ってる
- 見かけだけで紫陽花の本心を誤解しないでね
- 桜の母さんの愛情はいっぱい。可愛い子供達へララバイ
この花の童話集をお読みいただいた時、読者の方の心がフランネルのような柔らかさで包まれるようにと、願っています。
現実と空想が交錯している童話 現実に自然の麗しい場所にいて、想像の世界に没頭してしまい・・・感性のみでできたエッセイ調の童話です。筆者にとっては現実に近いのですが、読者様はどう読まれるでしょうか。
目に見えている現実の奥にある見えない世界を、想像力を働かせながら共に眺めてみませんか。
頭で創作した童話
フィーリングが主な執筆でも、一応想像力と共に頭をひねりながら創作した童話もあります。願いは、ほのぼのとした童話ということで慰めとなるようなものを・・・と書きました。以下などです。
- 与える喜びと受ける幸福を優しい少女の涙の宝石箱は知っていました
- 足の悪い少女リナが生まれて初めて歩く海と山の素敵な夏
- 何でも忘れるたっちゃんは才能ある画家になっていきます
- 森から現われた一匹のリスが教えてくれた怠惰な思考が生む失敗
- りょうくんが体験する不思議なタイムトラベル
- 隣のももちゃんの名前を拝借して作った不思議な「虹の花」
- のどかな森の中の空気からうかんだ動物達の春のいねむり
- たんぽぽの綿毛を追いかけ続けているうちに創作した坊やの旅
- 傍からは、怠け者に見える二毛猫ニッキーの内心の事情
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